東伊豆町のプロフィール

更新日:2024年12月09日

満点の海・山・空は東伊豆

みんなが安心してくらせる町
笑顔があふれる町づくり

東伊豆町は、大川(おおかわ)・北川(ほっかわ)・熱川(あたがわ)・片瀬(かたせ)・白田(しらた)・稲取(いなとり)の6つの温泉郷を擁する伊豆屈指の湯どころとして栄え発展してきました。

海に面した場所に位置し、大きな石で囲われた露天風呂の写真

地域ブランドの稲取キンメやイセエビ、サザエ、テングサを特産とした漁業とニューサマーオレンジなどの柑橘類、カーネーションなどの花卉類を中心とした農業をベースに、美しい自然環境と豊富な温泉、海の幸・山の幸に恵まれた観光産業が主幹産業となり、年間80万人を超える方が宿泊しています。

東伊豆町について

位置・地勢

静岡県の地図と伊豆半島東海岸の中央に位置する静岡県東伊豆町を拡大した地図

東伊豆町は、静岡県の伊豆半島東海岸の中央に位置し、天城の山並みを背に伊豆大島をはじめとした伊豆七島を望み、豊かな自然に恵まれた人口約1万3千人のまちです。総面積は77.82キロ平方メートル、林野率約75%、平均気温は約17℃、地形は主として丘陵をなし、海に面していくつかの平地が点在しています。

また、海沿いの6つの温泉郷(大川温泉・北川温泉・熱川温泉・片瀬温泉・白田温泉・稲取温泉)を縫うように私鉄の伊豆急行線と国道135号線が通っています。

町章の意味するところ

町章輪の上に両翼を拡げた形をした東伊豆町の町章

「ひがし」の組み合わせ。2町村(稲取町・城東村)を和(輪)でつなぎ、団結と共に両翼を拡げはばたき将来への発展を表します。

形状は伊豆の地形と魚を表し、丸は柑橘類、三本の細線と中央の小円により観光地である温泉の形容を象徴するものです。

町のシンボル

町の花「イソブキ」

黄色く菊に似た小さい花を房状につけたイソブキの花をアップで撮影した写真

正式名「石蕗-ツワブキ」。葉が艶のあるフキに似ている様子から「艶ブキ」となり、「ツワブキ」と呼ぶようにになったといわれています。「イソブキ」と呼ぶところもあります。

葉はフキに似ていますが、秋に鮮やかな黄色の花をつけるとキク科であることがわかります。

町の木「早咲き桜」

真っ青な空の下にピンク色の花を咲かせた早咲き桜の写真

「寒緋桜-カンヒザクラ」と「大島桜-オオシマザクラ」の自然交配種と推定されます。特徴は開花時期とその期間で、1月下旬に咲き、約1か月間咲き続けます。「染井吉野-ソメイヨシノ」よりも2か月ほど早く開花します。

観光・特産物

温泉

白色の外観の櫓の上からモクモクとした煙が立ち上がっている温泉場の写真

湯量が豊富な6つの温泉場にはそれぞれ特徴があり、大小合わせて約70軒の宿泊施設が海岸線を中心に軒を連ねます。

もくもくと櫓から立ち上る湯けむりは、温泉場ならではの情緒をかもし出し、温泉は神経痛やリウマチ、婦人病、胃腸病、皮膚病などに効果があります。

また、波打ち際にある3つの露天風呂は、多くの雑誌やテレビに取り上げられるほどの人気で、朝日が水平線から顔を出す瞬間や満月の明かりが海面に道を作る瞬間を湯船につかりながら眺めることができます。

絶景

国道135号線から車で10分ほど山手に入ると目の前に広大な高原が現れます。新たな観光スポットとして人気を集める「稲取細野高原」です。面積は約125ヘクタール、東京ドーム26個分の広さを誇ります。

春は山菜狩り、秋は黄金色に輝く一面のススキ野原、そして一番のおすすめは、隣接する三筋山の山頂から伊豆七島を望む大パノラマ眺望です。他では見ることができない絶景ポイントとなっています。

分厚い雲に覆いかぶさられそうな広大な稲取細野高原を黄金のススキ野原から見下ろした写真

海の幸・山の幸

平成25年に商標登録され、全国的に知名度が高い「稲取キンメ」は、「日本一おいしい金目鯛」として高い評価を受けています。エサが豊富な近海の漁場で獲れる稲取キンメは、肉厚で脂がのり、その味は全国の食通をも唸らせます。主に煮つけや刺身、焼き物で食されていますが、近年は「しゃぶしゃぶ」が人気を博しています。

山の幸では、ワサビやミカン、イチゴの栽培も盛んで、地場のものを利用した加工品も作られ、特に「みかんワイン」は、地元のホテル・旅館の食前酒などにも利用され大好評です。

氷の上に置かれた2匹の稲取金目鯛の写真
半分にカットした断面を表にして置いた黄色の皮のみかんの写真

歴史・文化

歴史・ロマン

背中に「御石曳」と書かれた黄色と紫色の法被を着た町民の方たちが巨石を引いている石曳き道灌祭りの様子の写真

今から400年以上も前の江戸時代初め、江戸城修復のため、伊豆の山々から多くの石が切り出されて運ばれました。しかし、何らかの理由で残された石や船で運ぶ途中に海に落ちてしまった石が町内にいくつも残されています。

そんな「江戸城築城石」に触れながら、先人たちの血と汗と涙を感じてみてはいかがでしょうか。

毎年、10月の終わりに熱川温泉において「石曳き道灌祭り」を開催しております。

文化・伝承

日本各地に様々な「つるし飾り」が存在しますが、柳川「さげもん」、酒田「傘福」、稲取「雛のつるし飾り」は日本3大つるし飾りと称されています。

「つるし飾り発祥の地」とされる稲取では、古く江戸時代後期から、雛祭りの際につるし飾りを飾る風習がありました。お雛様を買えない家庭で雛壇の両脇に一対のつるし飾りを飾ったところから始まったとされています。人形のひとつひとつに意味があり、子を想う母親の愛情が詰まっています。

毎年、1月20日から3月31日まで稲取温泉において「雛のつるし飾りまつり」を開催しております。

豪華な7段のひな壇の周りを、赤やピンク、白色などで作られ飾られている雛のつるし飾りの写真

この記事に関するお問い合わせ先

企画調整課 情報係
電話番号:0557-95-6205
所在地: 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3354
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