第5回(令和5年8月号)

更新日:2024年12月02日

東伊豆町の未来を考える~東伊豆町版骨太の方針(安全・安心の確保)を紐解く~

はじめに

東伊豆町の人口は、あと20年ほどで今の人口の約半分になることが予想されています。その急激な変化を乗り越えて生き残るためには、6月号でお話ししたように、「二刀流」の発想で臨んでいくことが効果的だと考えています。一つ目の柱が「人口減少を緩やかにするための施策」、もう一つが「人口減少しても耐えうるまちづくりを進める施策」です。

これから私たちが生きる時代には、多くの変化が待ち構えています。変化には、その大小やスピードなど、様々な違いがありますが、その中でも「急激」な変化については、しっかりと対応しなければなりません。

ところで、材料を引っ張った時、応力が一度ガクンと下がる現象が起こります。この材料が「ヘタる」現象を「降伏」と言います。降伏が起こると材料は急激に変化し、「ひずみ」が増大していきます。「ひずみ」がある一定以上溜まると、その材料は「破断(壊れる)」します。

「まちづくり」も同じだと思います。周囲の変化が進み、変化が急激になり、それがある一定上の限界を超えると崩壊してしまう・・・問題は、どうやって崩壊に至るまでの手を打つか・・・まずは、急激な変化をなるべく緩やかにするための施策を打つべきです。

そしてもう一つは、その(時間稼ぎをしている)間に「たとえ人口が減ったとしても耐えうるまちづくり」をしておくということです。この二つの一見相矛盾する施策を行うことにより、私たちの故郷の未来が守れると考えています。

次回より、「人口減少を緩やかにするための施策」と「人口減少しても耐えうるまちづくりを進める施策」を踏まえながら、岩井しげきの考える施策について触れていきたいと思います。

安全・安心を守るためには

東伊豆町の人口は、あと20年ほどで今の人口の約半分になることが予想されています。その急激な変化を乗り越えて生き残るためには、6月号でお話ししたように、「二刀流」の発想で臨んでいくことが効果的だと考えています。一つ目の柱が「人口減少を緩やかにするための施策」、もう一つが「人口減少しても耐えうるまちづくりを進める施策」です。

これから私たちが生きる時代には、多くの変化が待ち構えています。変化には、その大小やスピードなど、様々な違いがありますが、その中でも「急激」な変化については、しっかりと対応しなければなりません。

ところで、材料を引っ張った時、応力が一度ガクンと下がる現象が起こります。この材料が「ヘタる」現象を「降伏」と言います。降伏が起こると材料は急激に変化し、「ひずみ」が増大していきます。「ひずみ」がある一定以上溜まると、その材料は「破断(壊れる)」します。

「まちづくり」も同じだと思います。周囲の変化が進み、変化が急激になり、それがある一定上の限界を超えると崩壊してしまう・・・問題は、どうやって崩壊に至るまでの手を打つか・・・まずは、急激な変化をなるべく緩やかにするための施策を打つべきです。

そしてもう一つは、その(時間稼ぎをしている)間に「たとえ人口が減ったとしても耐えうるまちづくり」をしておくということです。この二つの一見相矛盾する施策を行うことにより、私たちの故郷の未来が守れると考えています。

次回より、「人口減少を緩やかにするための施策」と「人口減少しても耐えうるまちづくりを進める施策」を踏まえながら、岩井しげきの考える施策について触れていきたいと思います。

この記事に関するお問い合わせ先

総務課 総務係
電話番号:0557-95-6302
所在地: 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3354
メールフォームでのお問い合わせ