第12回(令和6年3月号)
東伊豆町の未来を考える~東伊豆町版骨太の方針(郷土愛・ 東伊豆愛の醸成)を紐解く4~
観光地東伊豆町のブランディング戦略
さて、少し話題を変えて観光がもたらす「恩恵」と「弊害」についてお話ししましょう。
観光が大衆化することにより、雇用の拡大や経済の活発化など大きな恩恵をもたらす一方、国内外からの旅行者による、ゴミ問題、騒音問題、環境汚染、自然破壊などを発生するケースが見られるようになりました。
地球を持続可能なものにするために、世界が抱える「環境」や「社会」、「経済」に関する課題の解決を目指す必要があり、多くの地域と分野で17の目標と169のターゲットで構成された国際目標である「SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」が設定されています。
東伊豆町においても、この取り組みを進めなくてはなりません。残念ながら、令和3年度の東伊豆町におけるリサイクル率は9・8%、静岡県の中でもワースト2位というありがたくない評価をいただいています。
東伊豆町の持続可能性を高めていくためにも、インバウンドを呼び込む観光戦略の上でも、「ごみの縮減」「リサイクル率の向上」を図っていきたいと考えています。「ごみの縮減」をはじめとする「SDGs達成への取り組み」が、わが町の「ブランド力向上」のみならず「郷土愛・東伊豆愛の醸成」にも繋がると考えています。
この記事に関するお問い合わせ先
総務課 総務係
電話番号:0557-95-6302
所在地: 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取3354
メールフォームでのお問い合わせ
更新日:2024年12月02日