第34回(令和8年1月号)
~人口が少しくらい減っても「へっちゃら」な町へ~(その1)
町長に就任して以来、私が大切にしてきたのは、「人口をなるべく減らさない努力を続けると同時に、たとえ減ったとしても町の元気を保てる仕組みをつくる」という考え方です。人口減少は全国共通の課題ですが、私は、人口が少し減っても活力を失わない、「減ってもへっちゃら」な強い町を目指しています。
そのカギとなるのが、町民の皆さんの「足」を支える地域公共交通です。バスや電車に加え、近年は「ノッカルひがしいず」のようなライドシェア(※1)やグリーンスローモビリティ(※2)といった新しい取り組みも登場し、これらは、とくにお年寄りや免許を返納された方、車を持たない方にとって欠かせない生活基盤となります。
一方で、これまで町の移動を支えてきたバスやタクシーは、ドライバー不足により維持が難しくなりつつあります。「買い物に行きたいのに足がない」「夜飲みに行っても帰りの足がない」――そんな声も多く寄せられています。東伊豆町だけでなく、全国各地で同様の課題が起きています。
では、この現実をどう乗り越えるか。私が考える1つのアイデアがあります。それは、「人口が半分になっても、町の活力は半分にさせない!」という発想です。もし町民の皆さんが今より「2倍」動ける、皆さんが町中を動きたくなる移動し易い仕組みが整えば、人口が減っても地域の活動量は維持できる。むしろ、より活発な町になる可能性だってある…そう考えています。(ここまでは既にお話していましたが、アイデアの具体的な構想は次回コラムへつづく!必見です!)
(※1)ライドシェアとは「ライド(乗る)+シェア(分け合う)」という言葉のとおり、町民同士で車を出し合い、必要な人が運賃を払って乗せてもらう仕組みです。タクシーが少ないときでも、町民の車を“代わりの足”として使える、助け合いの移動サービスです。
(※2)グリーンスローモビリティとは、電気で走る、ゆっくり・静か・環境にやさしい小型の乗り物です。「歩くには遠いけど、車を使うほどでもない距離」を支える、人とまちにやさしい移動手段です。
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更新日:2026年01月07日